こんにちは、上村です。
 

昨日、日本IBM本社で行われたOpen Source協議会主催の「IBM i 生誕30周年記念セミナー」に参加してきました。「ユーザー視点から見たシステム構築」「開発ベンダー視点からのシステム開発、運用のこれから」等の話を聞いてきました。その中で、特に印象に残ったものを紹介します。
 

(1)IBMの最も成功した哲学「過去の資産の継承」
PHPやJavaのような流行の言語は、バージョンアップのたびに非推奨や使えなくなる機能が出てきますが、RPGは30年以上前に作られたプログラムがそのまま現役で動いています。しかし、一度構築したシステムをずっと使い続けられるが故に、システムの新陳代謝が行われず、新しい機能を取り入れづらくなったり、属人化が進んでしまう等のデメリットもあるようです。
 

(2)新しい技術やツールの習得
・RDi(IBM Rational Developer for i)を使えるようになろう
・オープンな技術に比べると、日本語の情報や、積極的に情報発信している人が少ない
⇒Qiita(キータ)等を利用して、積極的に情報を発信しよう
 

まだまだ新米開発者から抜け出せていない私にとっては、自分が知らなかったIBM i(AS/400)の歴史や、若手技術者として積極的に新しい技術を使ったり、発信したりする大切さを学ぶ良い機会となりました。