こんにちは、上村です。
前回の更新から、ずいぶんと時間を空けてしまいました。
11月4日(金)に開催されたIBM I 技術者Meetup(勉強会)@名古屋に参加してきました。入社1年目からベテランの方まで、さまざまな経験値を持った方が70人程参加していました。
内容としては、
1、Apple製品とIBM iを組み合わせた事例紹介
2、最新のRPG開発環境の紹介
3、OSS協議会協賛によるトークセッション
の3つの講演に分かれていました。
1つ目の事例紹介では、IBMiの既存ユーザー様が、AppleデバイスとIBMiで構築した、業務アプリケーションの紹介や実演をしていただきました。
Appleデバイスと5250セッションの両方で、発注処理、伝票処理、売上進歩確認、勤怠状況の確認、社内通達など、店舗における全ての業務をで行えるという内容で、RPGのみを使われている参加者の方には、インパクトが有ったのではないでしょうか?
スマートデバイスの操作に慣れている人ならば、直感的に使用することができるため、5250操作の研修には、3日間かかっていたものが、スマートデバイス版では半日で済むようになったという効果があるそうです。
また、セキュリティ面でも多くの工夫がされており、店舗外ではデータベースにアクセス不可にする事や、スクリーンショットを取れないようにするなど、社内で業務アプリケーションを開発しているからこそ、細かい所までセキュリティポリシーの設定が行われていました。
ネイティブアプリケーションの宿命とも言うべきか、Apple社のアップデートに左右されるところが、多分にあるため、その情報キャッチやMDMの対応など、少なからず苦労する部分もまたありそうでした。
全体としては、ユーザーフレンドリーな使いやすい工夫がされており、素晴らしい内容の事例紹介でした。
3つ目のトークセッションでは、弊社の牛田がパネラーの一人として壇上で話をさせていただきました。エキスパートの方々が、どのように複数のプログラム言語を習得していったか、普段の情報収集はどのように行っているか等、開発経験の少ない私にとっては、とてもためになる話を聞くことができました。新しいことには興味を持って、分からないことは一つずつ無くして、システムを作る喜びや達成感を感じられるよう日々精進したいと思います。
今回の講演で知ったこと、感じたことを今後活かしていきたいです。